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ソニー・ホンダモビリティ株式会社 設立 2026 年春に北米からEV投入 特定条件下で自動運転レベル3

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2022.10.13 ソニー・ホンダモビリティ株式会社が、設立発表会を開いた。EVを最初にデリバリーする地域は北米(2026 年春)を想定し、その後に日本(2026 年後半)を計画。(2025 年前半から先行受注)

発表会では、Mobility Tech Companyを目指すとの言葉通り、最先端のテクノロジーを投入して、高付加価値 EVからモビリティー分野に進出。将来的には、パーソナルモビリティ分野等も視野にあるとのこと。また、特定条件下での自動運転レベル3を目指す。

記者からの質問で、テスラがあがったが、ソニーとホンダが組んで今後もオープンに仲間を集めて、どこまでテスラとやりあっていけるのか? 今後が、楽しみでもあり、スケール感でテスラと見劣りする感は否めないだけに、是非頑張って欲しい。

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ソニー・ホンダモビリティ株式会社(SHM) 設立

 

 

3A (高付加価値型 EV のコンセプトを集約)

Autonomy(進化する自律性)

言うまでもなく、モビリティに安心安全は不可欠

ホンダが提唱する「事故にあわない社会」の実現に向けた取り組み、ソニーの車載センサー技術で、安全性を追求。

快適な空間の提供。

様々なインテリジェント機能を投入し、特定条件下での動運転レベル3を目指す。

市街地と、より広い条件下でのレベル2+開発に取り組む。

ハードウェアとして合計 800TOPS 以上の演算性能を持つ高性能 SoC を採用予定。

 

Augmentation 「身体・時空間の拡張」 メタバース

- 新しい HMIを提案し、クラウドで提供するサービスと連携することで、ユーザーごとにパーソナライズされた車内環境を実現。ユーザーに運転以外の楽しみを提供する。

- リアルとバーチャルの世界を融合していくことで、移動空間をエンタテインメント空間、感動空間へと拡張。メタバースなどデジタルをフルに活用し、新しいエンタテインメントの可能性も追求。

- HMI/IVI システムには最新の SoC を 2 個搭載。(リッチな顧客体験 & ソフトウェアアップデートに対応)また高性能な AD/ADAS ECU と組み合わせて、従来の ECU をハイパフォーマンスな統合 ECU に集約していく。(トータルでのECU削減を目指す)

- 5G対応、クラウド連

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Affinity 「人との協調、社会との共生」

カスタマーだけでなく、自動車産業におけるパートナー、さまざまな産業を支えるパートナー、そしてモビリティにおける新しいエンタテインメントの創出に共にチャレンジしていただけるクリエイターの皆さまと、オープンで自由な環境を作っていく。(ソニーとホンダだけでは、とてもテスラに対抗できない

今までの車の産業構造と違い、水平分業のIT業界では、レイヤーマスターの存在が大きい。特に半導体では顕著。今後EV化が進むことにより、IT技術の割合が高まっていくと、自動車産業のステークホルダーとの関係を見直す時期にはいっている。

情報を発信するモビリティーというのを一つのテーマとしてあげたい

サービスの方向性は、双方向性のあるモビリティ社会と、新しいエンタテインメントの創出。

 

車載ソフトウェアからクラウド上のソフトウェアまで一貫した統合的なフレームワークを用い、モビリティを移動体験サービスと捉え、サービス全体のアーキテクチャを設計していく。

モビリティーを単一ハードウェアとして考えるのではなく、リカーリングビジネスを想定し、移動体験サービスの一部として全体のアーキテクチャーを設計する。

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多様な知で革新を追求し、人を動かす。

誰かが、地平線を超えたいと思った。

誰かが、広大な海を渡ろうと考えた。

人は立ち止まらない。

移動は、きっと人の本能、人の欲求、人の衝動。

私たちは、新たな移動の喜びで、人を突き動かそうと思う。

未知の感情へと向かうモビリティ、未知の社会へと向かうモビリティ。

世界中の知と繋がり、技術と感性をかけあわせよう。

そうして移動の感動を塗り替えていく。

あなたの本能を揺さぶっていく。

さあ向かおう、あなたの中の地平線へ。

多様な知で革新を追求し、人を動かす。

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Q&Aで、気になったところ

Q)センサー技術に関して、買ってきて組み込むだけでは、自動運転はむずかしいのか?

 

A)

1.認識(パーセプション):イメージセンサー、ライダー、レーダーなどのセンサーでの向上が大前提

2.どういう処理をするか: 思考にあたるAI(先行している会社がある。)→ ここの出来不出来が、将来の自動運転にかかってくるので、注力したい。

3.アクション:どういう走りにいかすか?

 

用語

TOPS : 1秒あたりの演算処理回数(兆回)の単位。Tera Operations Per Second の略語。
SoC : 装置やシステムの動作に必要な機能のすべてを、一つの半導体チップに実装する方式。System on a chip の略語。
 HMI : 人と機器をつなぐ装置や手段の総称。Human-Machine Interface の略語。
 IVI : 車載インフォテインメント(In-Vehicle Infotainment)の略語。
 AD/ADAS : 自動運転(Automated Drive)、先進運転支援システム(Advanced Driving Assistant System)の略語。
 ECU : 車両に搭載される電子制御ユニット(Electronic Control Unit)の略語。

出典:

ソニー・ホンダモビリティ株式会社

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