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完全自動運転の今(3) なぜ無人運転が必要とされるのか

投稿日:2018年6月23日 更新日:

完全自動運転が、なぜ、世の中に必要とされるのだろうか?

大きく考えて、「そもそも運転という作業をなくし」、「事故を減らし」、「エネルギーを効率よく使う」、また「トランスポーテンションの変革」ためだ。

 

・車の運転による事故を減らす。究極的には、無くす。(ゼロフェイタリティー)

・車の効率的な走行により、エネルギーを効率よく使う。

(無駄な走りをせずに、燃費にいい、車の渋滞回避など、人間による運転よりも効率的なことは言うまでもない。)

・車社会全体が、完全自動運転になれば、より一層、効率化が図れる。

(現状は、完全人運転車の中に、完全自動車を入れていくという発想しか、普及させる方法がないので、苦労している。最初から、完全自動車のみしか走れない。つまり、世の中の車を 一度に 全て 完全自動車に切り替えができたなら、技術的にはかなり楽なのだが。)

・そもそも、長時間の運転は疲れる(誰かに代わって欲しい。好きなときだけ運転したい。スイスイ進む景色のいい所は自分で、渋滞中は、勝手に運転してね。)

・ドライバーの代替(産業用途)

トラックの縦列走行などによってコストカットをしたり、自動車が生産され工場から、自動車を輸出する際に船に積むまでの間を無人化したり(果ては、ディーラーの店まで自動運転で持っていければ、お客さんは、その車に乗った本当に初めての人になる。)。

・自動車の内装のデザインが全く異なったものになる(ドライバー席が、必ずしも必要でない。)。

このことによる、設計の自由度、新しいユースケース(トランスポーテーションの革命)が、起きるでしょう。

・自動車単体だけではなく、最近、エアバスのコンセプト動画で出てきたように、空飛ぶ自動車など、車という箱の上にプロペラをつければ、空をとんだり、イーロンマスクが取り組んでいる地下を使った高速のトランスポーテーションなどとの組み合わせなど。

・シェアリングエコノミー

・車を運転できないあるいは、したくない人が、移動手段を確保できる。(高齢者など)

・運転席をなくす(ことができる)ことにより、デザインが自由になる。今までの概念の自動車とは、全く別物。

といったところだろうか。

 

完全自動運転は、自動車関連のエンジニアにとっての究極の目標(人によっては、運転の楽しみを取る人はいると思うが)であるはずだ。

 

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