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テクノロジーの羅針盤

LINE お金、決済

LINE「SHOPPING GO」開始(20%還元も)、LINE Pay(ラインペイ)vs PayPay(ペイペイ、ぺいぺい) 

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12月7日、LINEは、実店舗での商品購入時にLINE内に表示される専用のバーコードを読み取ることで「LINEポイント」が付与される新サービス「SHOPPING GO」の提供を開始した。
12月7日よりファッションブランド「earth music&ecology」国内286店舗で導入開始、年内には家電量販店「ビックカメラ」、「コジマ」、「ソフマップ」での導入も予定している。「earth music&ecology」及びビックカメラ等いずれも、PayPayも利用可能店舗、まさに、LINE Payと、 PayPay(ぺいぺい)の火花をちらした戦いだ。とはいえ、「SHOPPING GO」は、LINEポイント付与の話なので、決済手段は別。後半は、最近のラインの大きな戦略的提携などについてまとめました。

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使用イメージ動画(SHOPPING GO)いつでも自由、どこでもお得

オンライン・オフラインの店舗をうまく使いこなして、LINEのポイントが付与されるというイメージ。

LINEショッピングとは? (オンライン店舗)

LINEでは、LINEから簡単おトクに買い物が楽しめるショッピングサービスとして、2017年6月より「LINEショッピング」の提供を開始。

  • ユーザーに、オンライン店舗でのショッピングを提供
  • 商品購入額に応じて「LINEポイント」が付与。
  • 貯まったポイントは1ポイントを1円として「LINE Pay」で使えたり、各社のポイント・商品と交換可能
  • ファッションや家具、コスメなど2億点以上の商品を検索・閲覧することができ、現在の会員数は、2,200万人(20代~30代の女性を中心)

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「SHOPPING GO」ショッピング ゴー とは? (実店舗、オフライン店)

「SHOPPING GO」は、実店舗での商品購入時にLINE内に表示される専用のバーコードを読み取ることで「LINEポイント」が付与されるサービスです。

  • 現在地に応じて、「LINEポイント」がもらえるお店(実店舗)を検索することができます。
  • バーコードは、LINEウォレット内にある「マイカード」と連動しているほか、「LINEショッピング」のオンラインショップページでも表示されるので、ユーザーは、新しくアプリをダウンロードしたり、ポイントカードを持ち歩く必要が無く、LINE1つで店舗でも、買い物できる。
  • 今後、導入店舗の近隣に立ち寄ると、LINE上にポップアップでお知らせを送る事ができる機能なども予定されている。

「SHOPPING GO」の導入を開始するファッションブランド「earth music&ecology」国内286店舗では、最大50%オフのセールを開催する(一部対象外店舗あり)他、購入時に「SHOPPING GO」のバーコードを提示すると、購入額の20%分の「LINEポイント」を還元するキャンペーンも、12月21日(金)までの期間限定で開催いたします。また、12月中旬には、家電量販店「ビックカメラ」「コジマ」「ソフマップ」でも「LINEポイント」還元の対応を開始、現金払いやクレジッドカード、「LINE Pay」など決済手段を問わず、バーコードを読み込むだけで、店舗特典に追加で「LINEポイント」が付与されます。今回の20%という話は、他の店では、どうなるの?というのが気になるところ。

今後「SHOPPING GO」では、「LINEポイント」の還元だけでなく、導入店舗のオンライン・オフラインにおける、在庫データの把握や、価格比較などもLINE1つで確認する事ができる様になり、ブランドのオムニチャネル化を推進するプラットフォームへと進化し、2021年中に、導入店舗数20,000店舗を目指す。

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SHOPPING GO(shopping go) ポイント、使い方、はじめかた(始め方)

お店でバーコードをかざすと、店舗特典(SALE、ポイント)に追加で1ポイント(1円相当)のLINEポイントがもらえる。

色んなお店でラインポイントが貯まる。アプリのダウンロードも、ポイントカードも不要。(著名ブランド続々追加予定)

今いる場所から近くのお店を探せる。

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SHOPPING GO 利用方法、使い方

STEP1:  バーコードを探して表示
STEP2:  店舗でお買い物して、会計時にバーコードを提示
STEP3:  LINEポイントをゲット

※ 必ずレジでお会計前にバーコードを提示してください。お会計後に提示してもLINEポイントは付与されません。
※ お会計後、LINEポイント付与予定者にはLINE公式アカウントから後日メッセージ通知が届きます。
※ LINEポイントは購入日の翌月末までに付与されます


SHOPPING GOの使い方】

LINEウォレットから

①    LINEウォレットの「マイカード」から、SHOPPING GOの導入ブランドをクリック

※「マイカード」のページ内で、LINEポイントの還元率の記載のあるブランドが「SHOPPING GO」の加盟ブランドになります。

②    マップ上で今いる場所から近い「SHOPPING GO」の加盟店を探す

③    店舗に行き、商品購入時に「SHOPPING GO」のバーコードをかざす

 

LINEショッピングから

①    LINEショッピングの公式アカウント、またはトップページからSHOPPING GOのバナーをクリック

②    該当のブランドを選択し、マップ上で今いる場所から近い「SHOPPING GO」の加盟店を探す

③    店舗に行き、商品購入時に「SHOPPING GO」のバーコードをかざす

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我々(ラインペイ、ぺいぺい)が、戦っているのは現金

最近のラインの動向を見てみよう、まさに ライン(LinePay) vs ソフトバンクグループ(PayPay、ぺいぺい) の 構図が見える。その他にも、さまざまなキャッシュレス事業者も交えての群雄割拠状態だが。

まず、最近で、一番、私が聞いていて嬉しくなった言葉は、ラインの出澤社長が、会見後の記者の取り囲みでの返答に答えたこのセリフ。

PayPayの影響についてのコメントで、「我々が、戦っているのはPayPay(ぺいぺい)ではなく現金」であり、一緒にキャッシュレス化を盛り上げていこうという趣旨の言葉。よくぞ言ったー。 お互い切磋琢磨して頑張ろう。

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LINEが、銀行参入発表(みずほと提携) 「LINE BANK」ラインバンク らいんばんく

まだ給料日になると、ATMに行列ができていたりとか、お金にまつわることは、例えば10年、20年前に作られたシステムのまま残っている。そこを一つ一つ考えていくと、非常に新しいユーザーフレンドリーなサービスができると思う。(代表取締役社長:出澤 剛)

11月27日、LINE 株式会社と株式会社みずほフィナンシャルグループは、両傘下のLINE Financial株式会社および株式会社みずほ銀行を通じた共同出資による準備会社の設立に関しまして合意した。準備会社では、関係当局の許認可等を前提に、新銀行の設立に向け、準備・検討を進めてる。2020年に、開業を目指す

LINEおよびLINE Financialでは、人とお金・金融サービスの距離を縮めるべく、「CLOSING THE DISTANCE」というミッションのもと、コミュニケーションアプリ「LINE」を通じて、投資サービス「LINEスマート投資」、保険サービス「LINEほけん」を展開、その他証券、ローンなどの金融サービスの準備を進めています。そして、金融領域における課題やユーザーニーズに向き合うなかで、「お金」をより身近な存在にし、各種金融サービスをより便利に利用いただくために、このたび、銀行業への参入を決定しました。

〈みずほ〉は、より幅広いお客さまに対して、さまざまなテクノロジーを活用し、これまで培った金融ノウハウを活かしたオープンなプラットフォームの提供を軸に、利便性の高い金融サービスを提供することを推進しています。本会社を通じて、これまで培った金融ノウハウを活かし、スマートフォン世代を中心とするお客さまニーズにより適した金融サービスを提供するため、LINEと共同で新銀行の設立を目指すことを決定しました。

「LINE」の月間利用者数7,800万人を超えるユーザーベース、ユーザビリティの高いUI/UXと、みずほ銀行が培ってきた銀行業におけるノウハウを活かし、「LINE」とリンクした、親しみやすく利用しやすい”スマホ銀行”を提供することで、銀行をより身近な存在へと変化させる新銀行の設立を目指していきます。

なお、新銀行の概要、具体的なサービス内容、スケジュール等の詳細については、今後、準備会社にて検討を行い、決定次第、改めてアナウンス。

■共同出資会社の概要

(1) 名称:LINE Bank設立準備株式会社(予定)

(2) 所在地:未定

(3) 代表者:未定

(4) 資本金及び資本準備金:20億円

(5) 出資比率:LINE Financial株式会社 51%、株式会社みずほ銀行 49%

(6) 設立日:未定

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LINE Pay Global Allianceを発表(No.1インバウンド対応決済サービスを目指し) 

中国のWeChatPayと戦略的連携、訪日ユーザーがLINE Pay加盟店でも決済可能に
韓国のNaver Pay、日本/台湾/タイ/インドネシアのLINE Payもコネクト

11月27日、LINE Pay株式会社は、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で展開するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」において、国内「LINE Pay」加盟店が訪日インバウンド需要の取り込みが可能になる『LINE Pay Global Alliance』を発表いたしました。「LINE Pay」は、国内最大のインバウンド対応決済サービスを目指してまいります。

モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」は、「LINE」の主要4カ国/地域の日本、台湾、タイ、インドネシアで合わせて1億6,500万人 (2018年9月時点)の月間アクティブユーザーを誇るアジア最大規模のコミュニケーションプラットフォーム上で4,000万人(2017年11月時点)の登録ユーザーを保有しています。

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中国テンセント(tencent)と戦略的提携 WeChatPay(うぃーちゃっとぺい) 微信(WeChat)

PayPay(ぺいぺい)のアリペイ vs ラインのウィーチャットペイという構図か。

本アライアンスにおいては、まず、2019年早期に、中国最大のSNSアプリ「WeChat」を展開するTencent社との戦略的提携により、「WeChatPay」ユーザーが訪日した際に「LINE Pay」のQRコード決済に対応する加盟店・決済対応箇所で支払いが可能になります。

さらに、2019年中に韓国最大の検索サイトを運営するNAVERとも提携、Naver Payユーザーも同様に利用可能にしてまいります。「LINE Pay」加盟店にとっては、訪日観光客数ランキング1~2位の2カ国の同サービスユーザーの取り込みが見込めるようになります。

さらに、日本以外の台湾、タイ、インドネシアの「LINE Pay」ネットワークとも連携し、それぞれのサービスのユーザーが、日本でも普段の生活で「LINE Pay」をお使いいただくのと変わりなく、支払いできるようにしてまいります。国内加盟店にとっては、全世界の「LINE」、「LINE Pay」ユーザーが見込み客となります。特に、台湾の訪日観光客数は中国、韓国に続く多さとなっており、「LINE Pay」は台湾においてNo.1モバイルペイメントとなっているため多くのユーザーにご利用いただいています。

「LINE Pay」は、インバウンド対応を強化することで、日本国内のモバイル決済をアクティブ化していく。

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店舗獲得競争で、LINEがスターバックスコーヒーと提携なども

12月5日、LINE株式会社と、スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社は、デジタル領域におけるイノベーションの加速化を目的に包括的な業務提携を締結

具体的な業務提携内容に関しましては、2019年春に公式に発表を予定。

・LINE公式アカウントを開設 ※2019年春を予定
スターバックスのLINE公式アカウントを開設予定です。新商品情報をはじめ、LINEアカウントの特性を活かしたスターバックスの魅力が詰まったコンテンツを提供。

・スターバックス店舗への「LINE Pay 据置端末」の導入 ※2018年中に一部店舗から順次導入
店頭に設置し電源をONにするだけですぐに「LINE Pay」のQRコード決済に対応できる決済端末の導入を予定しております。店舗に訪れるお客様へ、スムーズに商品を提供できる環境を目指します。

スターバックスでは、現在4人に1人以上のお客様に、スターバックス カードやスターバックス モバイルアプリを使って、キャッシュレスで支払いいただいております。2019年上半期には、スターバックスとLINEサービスの融合により、スターバックス カードをはじめとしたデジタルペイメントにおいてのイノベーションをお届けいたします。

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まとめ

昨日発表のライン「SHOPPING GO」の概要及び、最近気になっていたラインの動き(戦略的な部分)の大きなところを取り上げてみた。ぺいぺいと、ラインペイとの闘いは、共にキャッシュレス社会の入り口への大きな一歩なので、歴史的にみても面白いテーマだ。両社および他キャッシュレス事業者が、競い合うことにより、また、国策のキャッシュレス(消費税増税時の5%キャッシュバック)化の流れと共に、いよいよ、本格普及となるのか、状況を見守りたい。今回は、現金との闘いに勝利してもらいたいところだ。(現状の現金決済8割の状況から、2-3割くらいか?全くなくなるのも不便だろう。)とにかく、なんらかの手段で現金以外の決済手段を用意してもらいたい。そこで有力なのは、今回のラインと、ぺいぺいの2つだ。QRコード置くだけで、店舗側としてはすむため。

課題としては、直近、ソフトバンクの大規模通信障害の問題で、スマホが通信できないときには、キャッシュレス決済(一部)は使えないという事態を改めて、みんなが知ったことだ。それだけ、通信がライフラインになったことだが。「通信」+「電力」の供給が、そろっていないと現代社会は成り立たない。この点、現金決済は、強い。

今回、大騒ぎになっているのは、日本が、あまりにも、特に、東日本大震災以降?、通信環境が良かったことの裏返しでもある。4時間ほどの通信障害で、大ニュースなので、同じエリクソンの通信機器を使っていた海外では、もっと障害時間の長かったところも。(通信は使えない場合もあることを前提として、自分の生活を見直してみるのもいいだろう。)

 

出典:LINE(株)、earth music&ecology

 

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