2019年10月消費増税時に、行われる国による大キャンペーン(最大5%還元)、キャッシュレス・ポイント還元事業とは何か、経済産業省も、ようやく消費者向けの資料を公開し始めました。使えるお店について特に見ていきましょう。
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目次
- 1 キャッシュレス・ポイント還元事業(キャッシュレス・消費者還元事業)とは
- 2 対象となる店舗とは 5%還元のお店(中小店舗)と、2%還元(フランチャイズチェーン、ガソリンスタンド)のお店
- 3 対象となる店舗の探し方、見つけ方(店頭のポスター、シール以外に、アプリも提供)
- 4 ポイント還元率や還元対象となるキャッシュレス決済手段は、お店ごとに違う
- 5 対象となるキャッシュレス決済手段
- 6 対象となるキャッシュレス決済手段の探し方
- 7 ポイント還元方法の種類
- 8 キャッシュレス・ポイント還元事業に関する一般的な問い合わせ先
- 9 ID・パスワード、口座番号等の個人情報の取扱いに注意
- 10 「キャッシュレス・消費者還元事業」の加盟店登録申請状況(8月21日時点)
キャッシュレス・ポイント還元事業(キャッシュレス・消費者還元事業)とは
2019年10月1日から2020年6月末までの間、対象店舗において、登録されたキャッシュレス決済でお支払いをすると、最大で5%のポイント還元を受けられます。
この対象店舗というのが、中小店舗に限られます。(大手企業は対象外) ただし、セブンイレブンなどのコンビニなどでは、直営店は対象外だが、フランチャイズチェーン(経営が中小事業主が行っているところ)は、対象。(還元率は2%になる)
上記図が、消費者、キャッシュレス決済事業者、対象の中小店舗の3つの関係図。
対象となる店舗では、このマークがお店に、ポスターやシールの形で貼られています。そして、主な対象キャッシュレス決済手段は、クレジットカード、デビットカード、電子マネー、QRコードなど。
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対象となる店舗とは 5%還元のお店(中小店舗)と、2%還元(フランチャイズチェーン、ガソリンスタンド)のお店
対象となる店舗は、このマーク がついたお店です。
⚫ 小売・飲食・サービスなどの一般の中小店舗では5%、フランチャイズチェーンやガソリンスタンドでは2%の還元を受けることができます。ECサイト上の中小店舗も対象です。
⚫ 対象店舗は、店頭のポスター に加え、地図アプリ (9月中下旬にAndroid/iOSで公表)やホームページからも検索できます。お店の還元率(5%か2%)や、対象決済手段も確認できます。
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対象となる店舗の探し方、見つけ方(店頭のポスター、シール以外に、アプリも提供)
対象のお店は、店頭のポスターに加え、地図アプリやウェブから確認できます。地図アプリは、9月中下旬に公表
ポスター
ステッカー
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ポイント還元率や還元対象となるキャッシュレス決済手段は、お店ごとに違う
左が、お店のポスター、ステッカーの例。右が、アプリ上の例。
還元率(5%か2%)と、決済手段をみることができます。お店ごとに、決済手段と還元率(5%か2%)が異なります。
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対象となるキャッシュレス決済手段
以下は、あくまでも、経済産業省発表の「キャッシュレス・消費者還元事業」における主要な決済事業者だ。(登録決済事業者数は8月19日時点で775社、そのほんの一部。)
クレジットカード(クレカ)
イオンフィナンシャルサービス, オリエントコーポレーション, クレディセゾン, ジェーシービー(JCBグループ), ジャックス, トヨタファイナンス, 三菱UFJニコス, 三井住友カード, ユーシーカード, 楽天カード
電子マネー(交通系) スイカ、イコカ、パスモなど
パスモ(PASMO)、JR東日本(Suica)、名古屋鉄道 名古屋市交通局(manaca)、JR東海(TOICA)、JR西日本(ICOCA)、福岡市(はやかけん)、ニモカ(nimoca)、JR九州(SUGOCA)、スルッとKANSAI(PiTaPa)
※(株)名古屋交通開発機構発行のmanaca、TOICA、はやかけんについてはポイント制度無し
電子マネー(交通系以外) ナナコ、ワオン、エディ
セブン・カードサービス(nanaco)、イオンリテール(WAON)、楽天Edy
QRコード決済 PayPay, ラインペイ、メルペイなど
LINE Pay(ラインペイ)、PayPay(ペイペイ)、 Origami Pay(オリガミペイ)、楽天ペイメント、 NTTドコモ(d払い)、メルペイ、KDDI(au PAY)、みずほ銀行(J-Coin Pay)
決済代行
コイニー 、Square、楽天ペイメント、リクルート ライフスタイル(Airペイ)
コンビニエンスストア(コンビニ) セブンイレブン、ファミマ、ローソン
セブン‐イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソン
ECサイト アマゾン、ヤフー、楽天
アマゾンジャパン、ヤフー(Yahoo!ショッピング)、楽天(楽天市場)
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対象となるキャッシュレス決済手段の探し方
上記をクリックすると、対象となる電子マネー、QRコード、プリペイド、Jデビット、その他のサービスが検索可能です。
以下が、飛んだ先のページの例です。自分の持っている決済手段が使えるかどうかを調べられます。
上記をクリックすると、対象となるクレジットカード、デビットカードを検索できます。(Jデビットを除く)
以下が、飛んだ先のページの例です。自分の持っている決済手段が使えるかどうかを調べられます。
⚫対象となるキャッシュレス決済手段はホームページから検索できます。
⚫ 還元方法や上限設定などはキャッシュレス決済手段毎に異なります!決済手段毎に開設された特設ページ(~9月中旬までに順次開設)や決済手段毎の問合わせ窓口で詳細はご確認ください。
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ポイント還元方法の種類
ポイント付与
決済額に応じたポイント又は前払式支払手段(チャージ額)を消費者に付与する方法
即時充当
購買時に、即時、購買金額にポイント相当額を充当する方法
引落相殺
利用金額に応じた金額を口座から引き落とす際に、ポイント相当額を引き落とし金額と相殺する方法
口座充当
少なくとも一月以内の期間毎に口座にポイント相当額を付与(し、その後の決済に充当)する方法
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キャッシュレス・ポイント還元事業に関する一般的な問い合わせ先
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ID・パスワード、口座番号等の個人情報の取扱いに注意
ID・パスワード等の個人情報の取扱いにはご注意を!
口座番号を電話でお聞きすることはありません。
今回の制度を悪用した詐欺、犯罪が、予想されます。気を付けましょう。
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「キャッシュレス・消費者還元事業」の加盟店登録申請状況(8月21日時点)
経済産業省より、8月21日時点の加盟店登録申請数と、事務局審査を通過した加盟店(対象店舗)一覧が公表された。
「キャッシュレス・消費者還元事業」の加盟店登録申請状況(8月21日時点)
店舗がひたすら並んでいるPDFの長い資料です。
こんな感じです。
① 固定店舗(EC・通信販売を除く)
② EC・通信販売(楽天市場)
③ EC・通信販売(Yahoo!ショッピング)
④ EC・通信販売(その他ECサイト)
地図上で見れるアプリを待ちましょう。
出典:経産省