撮影日:2019年4月25日
2019年4月25日、はやぶさ2が、4月5日に、世界初の人工クレーター生成(プロジェクト名:やぶさめ)を成し遂げた、その実際のクレーター生成が画像として確認された。
「はやぶさ2」に搭載している望遠の光学航法カメラ(ONC-T)の観測画像を確認した結果、衝突装置によりクレーターが生成されたと判断され、正式に、平成31(2019)年4月5日に小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載した衝突装置(SCI: Small Carry-on Impactor)を小惑星Ryugu(リュウグウ)に向けて分離し、作動させる運用が成功したことが分かった。
撮影日:2019年3月22日
こちらが、衝突装置(SCI)による実験前の画像、最初の画像と比較してみると、クレーター生成が確認できる。
今後、小惑星(リュウグウ)に接近し、詳細に人工クレーターと周囲を調査し、安全性が確保されれば、着陸して岩石採取に挑む。難しいと判断された場合には、クレーター周辺に着陸し、岩石採取を行う。
はやぶさ2が、リュウグウに着陸をトライできるのは、2019年7月まで。頑張れ! はや2!
また、はやぶさ2のTwitterに、リュウグウにランディングした時の連続写真があげられていたので、載せておきます。人類の手が新しい小さな星に届いた瞬間ですね。
#平成の最後に自分の代表作を貼る
はや2からは、世界を変えた連続写真を。
「人類の手が新しい小さな星に届きました」
(IES兄) pic.twitter.com/LuLpDUrXOZ— 小惑星探査機「はやぶさ2」 (@haya2_jaxa) 2019年4月30日