毎日、暑くてまいりますね。 熱中症対策として、無理しないで、不要の外出は控え、クーラーの効いた部屋にいるなどという選択もありますが、そうは言っていられないもの。外に出れば、汗がでて、その補給が必要になります。そのために生まれてきたといいきっていいと思いますが、ポカリスエット、これを初めて世に出した人は、すごいと思います。発汗で失われる水分・塩分を補給する飲料の代表選手といえば、ポカリスエットですね。
今年の夏に、なんと限定発売にて、「ポカリスエット アイススラリー」が登場
今までのポカリスエットを凍らせて、飲む
冷凍庫で冷やして使い、流動性のある(氷ではない)状態で、人体を中から冷やしてくれるというものです。今までのポカリスエットを凍らせてスラリー上にしたものです。
今回の西日本豪雨対応にあたっている自衛隊員の方達にもサンプルで配られたようです。一般の方向けという位置づけよりは、今年は、暑い環境の中でも仕事をしなければならない人向けがメインの模様。
熱中症対策として深部体温に着目
"身体を芯から冷やす"新しいポカリスエット「アイススラリー」発売
- 1992年から熱中症対策に取り組む大塚製薬からの新提案
- 飲める氷として暑熱環境下での活動をサポート。独自の組成により「常温保存」と「再冷凍しても冷却効果の高いスラリー状になること」を実現
ここでは、一般向けの発売も、夏季限定7月12日ー8月31日まで。
発送まで時間がかかるようです。 100g 6袋 で、1164円(税込)
本家のサイトには、のってない?ので、本格的には来年展開ですかね? 早くコンビニでも買えるようになって欲しいです。
ポカリスエット ゼリー ってのもあるんですね。
「たべる」水分補給
人は、気づかない間に水分を失っています。
スポーツシーンでも、事前の補給が重要であることを知りながら、
行動に移していない事実がありました。その背景には、脇腹が痛くなりそう、
お腹がタポタポしてしまいそうという不安が存在していたのです。そんな我慢をなくすため、スタートする前にゼリーで水分補給という答えを。
万全のコンディションでスタートを切ることをサポートします。
なるほど、液体だと、ニーズが満たせないケースがあるんですね。
ポカリスエットの歴史をちょっと見てみよう。
ワールドビジネスサテライト(ロングセラー研究所:ポカリスエット)より
1980年に誕生した大塚製薬のポカリスエット。健康・スポーツ飲料市場を切り開いた存在だが、その斬新さのため開発から販売に至るまで困難の連続だった。そもそもポカリスエットの誕生は、当時の技術部長がメキシコ出張に行った際に腹を壊し入院した際、医者に炭酸水を渡されたことから「栄養も一緒に補給できる飲み物があれば」と考えたことがきっかけ。そのイメージを実現するために、当時国内トップクラスのシェアだった大塚グループの点滴液のノウハウを生かし、発汗で失われる水分・塩分を補給する飲料の開発に乗り出した。しかし、1000を超える試行錯誤の連続、甘くない飲み物に対する役員の反対など試練の連続だった。当時の大塚社長の決断で発売するも、まったく売れない。そこで、商品コンセプトを広めるため3000万本を無料で配った。すると徐々に人気が高まり、発売2年目には3倍の売り上げを記録した。
取材先
・大塚製薬
商品コンセプトを皆に分かってもらうのに、3000万本を無料配布したって凄すぎですね。それだけの自信と、普及させたいという信念があったということですね。
余談ですが、身体を直接冷やすという意味では、最近は、アイスもキャップがついたもので、手が汚れないで、飲みたいときに飲めるタイプ(アイス)のものが色々でてきていますよね。普通のアイスだと、そのときにいっぺんに食べないとなりませんが、キャップを閉めれば、ちょっと後でも食べる(飲む)ことができますものね。ちょっとしたことですが、進んでいます。