ソフトバンクグループの2019年3月期第1四半期 決算説明会です。孫さん自らの口で語る言葉は、まさにテクノロジーの羅針盤です。速報です。
AI=SINGULARITY そのために、ソフトバンクビジョンファンドをつくったといっています。
孫さんの語り口と、私のコメントが混じってますがそこは、ご容赦を。とにかく、AIの話ばっかり。
ソフトバンクグループ株式会社 2019年3月期 第1四半期 決算発表 プレゼンテーション資料
ソフトバンクグループ株式会社 2019年3月期 第1四半期 決算説明会 動画
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物事を長期で考えることが大事だとつくづく思う。
我々のビジネスのメインで戦っている領域の進展が早い、激しい環境の
中で、先をみて、次のメインの戦う市場へ向けて体重移動する。
Softbank Vision Fundを作ったのは、すごいいいタイミングでできた。
Softbank Vision Fundの決算の内容も、日に日に高まってきている。
Vision Fundで何をしたいのかを解説したい。
それでは、はじめます。
SINGULARITY(Singularity)
4,5年前から言ってきましたが、技術的特異点、コンピューティングのパワーが人間の英知を超えていく、この交差するポイントが、今世紀にやってくる。おそらく、この30年くらいの間に、ほとんどの知的分野において、コンピューティングパワーが上まわる。
そういうSINGULARITYの時代に備えて、手をうっていきたい。
そのSINGULARITYを、最近のより具体的な技術的テーマとしていうなら、AIだ。人類史上最大の革命
AI革命=SINGULARITY(シンギュラリティ)
AIが、全ての産業を再定義していく。
AIを制するものが未来を制す。を基に、どのような戦略をとっていけばいいかを考え続けてきた。
それは、AI群戦略
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自前で何でもやっていたら、とても間に合わない。
そのために、Softbank Vision Fundを作った。
単なる投資会社に変わったのか? そういうつもりはない。
情報革命を創業以来かかげやってきており、20%-40%くらいの持ち株をもち、最高のアントレプレナー達と群を作り、新しい革命を一緒に行っていく。
1社でやれるほど甘い環境ではない。そのための群戦略。
次は、連結の決算の会計説明(ざっくり、省略)
Softbank Vision Fundは、売上高、EBITDAには反映されない。何に反映されるか? 営業利益、純利益に出てくる。
17年のQ1から、決算としては反映が開始された。
SVF(Softbank Vision Fund)は、約1000億(17年Q1)から、約2400憶(18年Q1)に営業利益が増えた。
国内の通信事業(Softbank kk)
今年から新会計基準、 営業利益10%増。
PayPayのJV(Joint Venture)設立
Softbank KK(SBKK) 50%
ヤフージャパン 50%
SBKK(ソフトバンクKK)による、ヤフージャパンの持ち株分の買い増しをした。
Beyond Carrier: SVF投資先との連携 を深めていく。
WeWork Japan すでに、日本で4つオフィスが開設された。
メンバー数5200(携帯(モバイル)の1顧客より、10倍利益が出る。) スマホの5万2千人を確保したのと同じ。
DiDiとのJVを設立 秋からサービス開始
Boston Dynamicsとの協業
建設現場のモニタリング開始
新領域の拡大
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FinTech(フィンテック)、ロボット、シェアリング、セキュリティ、AI、IoT、クラウドなどの領域に、SVFとSBKK連携
Softbank kk、YAHOO! JAPAN + Softbank Vision Fund
ソフトバンクモバイルは、世界No.1の生産効率(利益率)
社内のAI・RPAプロジェクト 2000件超でさらなる経営効率化へ。(AIで数百件のプロセス)
RPA(Robotic Process Automation)
社内のビジネスプロセスをロボット化する。
世界で、おそらくソフトバンクkk が、生産性を科学的に構造的に上げるために、AI・RPAプロジェクトを行っている。
他の企業の、働き方改革とはレベルが違うということですね。
Softbank kk自体の上場準備
■Sprint
安定的に推移している。
アメリカで2強に対して、Sprint+Tモバイルで戦う
■ヤフージャパン
広告収入(ディスプレイ広告、検索連動広告が、ぼぼ同じ割合)
Yahoo!プレミアム会員ID数 2043万(年率21%増)
ヤフーショッピング事業取扱高1752憶円
まだまだ、小さいですね。伸び率が高いのは、元々、数字が小さいからですね。
長いので、次に、今度は、ARMの戦略から。
ソフトバンクグループ株式会社 2019年3月期 第1四半期 決算発表 プレゼンテーション資料
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