HIROTSU バイオサイエンスと日立が、共同実験室を開設
新たに開発した高スループット自動撮像装置を用いて
線虫がん検査の大規模臨床検体解析を加速
HIROTSU BIO SCIENCE https://hbio.jp/
本日、記者会見を、日立とHIROTSU BIO SCIENCE がひらいた。
1mm程度の線虫(犬に匹敵する嗅覚を持つ)を使い、がん患者の尿のにおいに反応する性質を使う。(えさのにおいと、がん細胞から出る物質のにおいが似ている)
今回、この線虫がん検査が、自動撮像装置を用いて迅速になる。人の手に頼る方法の約20倍程度。
線虫
HIROTSU BIO SCIENCE(C)
かなり、画期的です。
これが、実現されれば、がんのスクリーニング検査が、尿で簡単にできる。早期がん(ステージ0から1に関しては、発見できる確率が、腫瘍マーカーで10%程度が、「線虫」を使った検査では90%とのこと。)
ヒロツバイオは、日本の機関や豪州クイーンズランド工科大学を含む計 17 の共同研究病院・大学と進めている臨床研究において、現在約 900 検体(がん患者検体:約 550、健常者検体:約 350)
の解析を終え、感度・特異度*4 ともに約 90%という高いがん検知精度を確認しています。特筆すべきは、従来の腫瘍マーカー*5 では 10%ほどしか検知できないステージ 0~1 の早期がんでも、「NNOSE」であれば約90%検知できるという点です
実用化されれば検査は、数千円でできるようだ。
がんの早期発見できる率も飛躍的にあがると期待
この検査が、毎年、うける健康診断、人間ドックなどに入ってきたら、すごいですね。
色々な がんスクリーニング検査が、開発されていますが、これは、かなり期待したいです。実現できたら、尿での検査なので、簡便にでき、実際に面倒くさいと思ってやっていないような人に、恩恵が得られるし、コスト的にも、普及に期待がもてます。
HIROTSU BIO SCIENCE(C)
一番最初の検査、1次スクリーニングを 狙いにきています。
高精度、安価、簡便
今後の続報を、書く日を楽しみにしています。