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線虫がん検査 早期がん発見 2020年実用化に向け臨床試験

投稿日:2018年7月4日 更新日:

HIROTSU バイオサイエンスと日立が、共同実験室を開設
新たに開発した高スループット自動撮像装置を用いて
線虫がん検査の大規模臨床検体解析を加速

https://hbio.jp/wp-content/uploads/2018/07/20180704_HIROTSU%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA_%E6%97%A5%E7%AB%8B_%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%99%BA%E8%A1%A8NewsRelease.pdf

HIROTSU BIO SCIENCE https://hbio.jp/

本日、記者会見を、日立とHIROTSU BIO SCIENCE がひらいた。

1mm程度の線虫(犬に匹敵する嗅覚を持つ)を使い、がん患者の尿のにおいに反応する性質を使う。(えさのにおいと、がん細胞から出る物質のにおいが似ている)

今回、この線虫がん検査が、自動撮像装置を用いて迅速になる。人の手に頼る方法の約20倍程度。

線虫

HIROTSU BIO SCIENCE(C)

 

かなり、画期的です。

これが、実現されれば、がんのスクリーニング検査が、尿で簡単にできる。早期がん(ステージ0から1に関しては、発見できる確率が、腫瘍マーカーで10%程度が、「線虫」を使った検査では90%とのこと。)

ヒロツバイオは、日本の機関や豪州クイーンズランド工科大学を含む計 17 の共同研究病院・大学と進めている臨床研究において、現在約 900 検体(がん患者検体:約 550、健常者検体:約 350)
の解析を終え、感度・特異度*4 ともに約 90%という高いがん検知精度を確認しています。特筆すべきは、従来の腫瘍マーカー*5 では 10%ほどしか検知できないステージ 0~1 の早期がんでも、「NNOSE」であれば約90%検知できるという点です

 

実用化されれば検査は、数千円でできるようだ。

がんの早期発見できる率も飛躍的にあがると期待

この検査が、毎年、うける健康診断、人間ドックなどに入ってきたら、すごいですね。

色々な がんスクリーニング検査が、開発されていますが、これは、かなり期待したいです。実現できたら、尿での検査なので、簡便にでき、実際に面倒くさいと思ってやっていないような人に、恩恵が得られるし、コスト的にも、普及に期待がもてます。

HIROTSU BIO SCIENCE(C)

一番最初の検査、1次スクリーニングを 狙いにきています。

高精度、安価、簡便

今後の続報を、書く日を楽しみにしています。

 

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