いよいよ、進撃の巨人 Season3 TVシリーズが始まる。
進撃の巨人とは、諌山さんによる、独特の世界観を持つ漫画(アニメ)である。100年間、壁によって守られ続けてきた人類が、ある日、その壁を突破してきた巨人達によって、平穏な日々から一転、絶望的な状況に追いつめられる話。その中で、人類が巨人達に対抗できる唯一のテクノロジーが立体機動装置というものである。
怖いシーンがあるので、人によって好き嫌いはあるとおもうが、巨人の恐怖におびえずに、いかに普通に生活できていることが幸せかがわかる。(もちろん、自然災害などの恐怖にはおびえる現実はあるが) ストーリー性も子供がみるアニメというものではなく、今生きていられる幸せを深く考えさせられるものだと思う。
オープニングテーマ曲は、まさかの X JAPAN feat. HYDEだ。
以下、Wikipediaより
『進撃の巨人』(しんげきのきょじん、Attack on Titan)は、諫山創による日本の漫画作品。『別冊少年マガジン』(講談社)2009年10月号(創刊号)から連載中であり、小説・テレビアニメ・映画などのメディアミックス展開が行われている。単行本の発行部数は、2018年1月現在累計7100万部を突破している
圧倒的な力を持つ巨人とそれに抗う人間たちの戦いを描いたファンタジーバトル漫画。2009年9月9日に講談社の少年マガジン編集部から発行が開始された『別冊少年マガジン』10月号(創刊号)で連載を開始。『週刊少年マガジン』(講談社)にも出張読み切りとして特別編が2度掲載されている。2011年には第35回講談社漫画賞の少年部門を受賞した。
ストーリー
人類は、突如出現した「巨人」により滅亡の淵に立たされた。生き残った人類は、「ウォール・マリア」、「ウォール・ローゼ」、「ウォール・シーナ」という巨大な三重の城壁の内側に生活圏を確保することで、辛うじてその命脈を保っていた。
進撃の巨人では、巨人に対抗しうるテクノロジーとして、立体機動装置というものがあり、現実空間でこれが、できるかと言えば(なかなか?という点もあるが) とにかくかっこいい。装備した姿がまずかっこいいし、アンカーを射出して、打ち込んだワイヤーをたどり、森をターザンのように駆け巡ったり、城壁や、巨人との戦闘シーンで大活躍するものだ。
今日は、こういうアニメの世界におけるテクノロジーと、そのイマジネーションがもたらす、現実のテクノロジーへのフィードバックについて書いてみたいと思う。
テクノロジーの進化と、アニメの関係は非常に深いと考えている。
例えば、
- ドラえもんでいろんなことができる発想をテクノロジーに置き換えたり。
- 鉄腕アトムでは、ロボットが人間のために役に立ってくれるもの。人間のような心を持つもの。という肯定的側面
- ガンダムでは、巨大人型ロボット(モビルスーツ)や宇宙空間を飛び回るホワイトベース(ミノフスキー粒子というのもがあるというアニメの仮定がある)
- 攻殻機動隊では、義体化、電脳化といったもの
これらは、現代科学において(特に日本の技術者に)は、とても重要な役割を果たしたものだと思う。
実際に、これらのアニメによって、着想を得たり、その影響で工学分野に進んでみたいと思った人も多いはずである。
そして今、アニメで描いてきた(特にSF的なもの。アニメの影響による映画でも描かれてきた)ものが、夢物語ではなくなってきている。
今までは現実ではできないことが、空想で(ある仮定が行われた環境で)描かれてくる。そのためにアニメという手法が使われてきた。だが、いま、その現実の壁を乗り越え、作られてきたアニメに、現実が追い付こうと頑張っている点だ。
映画とテクノロジーの関係も同様だと思うが、こういった関係は実に興味深い。今後も、テクノロジーに関連するアニメ、映画等を紹介していきたい。