2019年5月4日午前5時45分、日本で民間企業としては初めて(単独で開発・製造)宇宙空間到達を目指していた「民間ロケット」MOMO3号機の打ち上げが、北海道の大樹町で行われた。見事成功。おめでとうございます~。日本の宇宙関連の民間開発に弾みをつけてくれました。写真は、ロケット内のカメラからの映像。前回、2018年6月30日ほぼ同時刻に打ち上げたMOMO2号機は、打ち上げ直後に落下炎上し、その際の映像をみる限り、今回の成功は、正直期待できませんでした。今回、宇宙空間に運んだものが、ホリエモンらしい発想。面白い。さあ、なんでしょう。JAXAでは、絶対やりません。税金の無駄遣いと言われてしまうので。
前回の発射失敗時の堀江さんの記者会見では、原因究明がまだで、先が見えない中でモチベーションをどう保っていくか。また、次につなげていくにはどうすればいいか考えているとコメントしていて、失敗した際のモチベーション維持が非常に困難な印象でした。まさか、1年もしないうちに、チーム、ホリエモン、(民間ベンチャー企業 インターステラテクノロジズ)が宇宙空間に達成するとは思えず、いい意味で期待を裏切ってくれました。14年前に、ほりえもんと、ロケットアマチュアの愛好家が集まって開始してから長い道のりでした。継続は力なりですね。
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宇宙空間に達する高度100キロの壁を突破、フライトの動画
宇宙空間に達する高度(100キロ)の「百」の読み方に由来して名付けられたMOMO。その3号機は、本日、午前5時45分、発射直後、斜めに傾いて大丈夫かなと不安がよぎりながらも、そのまま上空に真っすぐ進む。北海道、大樹町の観覧者が歓声をあげた。高度97、98、100キロと、高度を上げついに、宇宙空間に到達。到達高度は、速報値として113.4kmのようだ。その後、計画どおり、北海道沖の太平洋上に落下。
え、衛星を宇宙空間に持って行ったのでは?ないの。と思うかもしれませんが、今回は、あくまでも発射実験、で宇宙空間に到達のみ。それほど甘いものではないということですね。というのも、ロケットの製造コストをできるだけ格安にして飛ばそうという計画だからです。超小型人工衛星を搭載できるロケット打ち上げ計画は2023年を予定している。
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今回、インターステラテクノロジズ MOMO3号機ロケットに搭載したものとは?
相模原名物 とろけるハンバーグ だった。
ホリエモンロケットのスポンサー企業に、福よし さんが、入っていたのだ。
実際には、生の状態でロケットに搭載、ロケットの機体が上昇する際に中が高温になるので、焼けるはずというようだ。面白すぎる。このノリがいいですね。ハンバーグは着水した機体から、回収される予定とのこと。
福よしのハンバーグは通常の和牛ハンバーグと違い、強い脂が特徴の和牛に、国産牛のもも肉(赤身)を混ぜ合わせることで脂分を調整して、さらに国産牛の赤身の美味しさを追求し、牛の生活環境と餌にもこだわり、獣臭が残る牧草飼育は避け、穀物飼育の脂の少ない牛のみを使用とのこと。
素材へのこだわりと、精肉店としての目利き、そして豊富な料理経験から「とろけるハンバーグ」は生まれた。
納得のいく味にたどり着くまでに5年の歳月をかけた「とろけるハンバーグ」
北海道大樹町ふるさと納税型クラウドファンディング
打ち上げ後の記者会見で、堀江氏は、やっと、打ち上げ成功の会見ができるので非常に気が楽といいますか、ひとまずほっとしていると発言。
ともすれば、くだらないって言われているようなことに使われてこそ、宇宙産業は大きくなると思っていて、次はまた、おもしろい話題になるようなものを宇宙飛ばしますん(期待大)で、そうするとマーケットがたぶん広がると思うという考えを示した。 話題性を作って、関心を集めてという姿が、開発費用を捻出するのに堀江氏が頭を使っていると考えるのは自分だけか? スポンサー集めは、民間ではロケット開発の基本なんですね。
ロケット開発の応援手法としては、自治体のふるさと納税制度が活用されているようだ。
北海道大樹町は、ずっと宇宙を夢見てきました。
30年前から「宇宙のまちづくり」を進め、航空宇宙事業の誘致に奮闘し、町内ではこれまでJAXAや大学、民間ロケットベンチャー企業の航空宇宙実験が行われてきました。
しかし、宇宙を夢見る時代は終わりです。
人口5700人の町から、ロケットが宇宙に飛ぶ。
夢にまで見た、宇宙に手が届くミライ。
そんなミライを実現させるために立ち上げた、"宇宙のまちのロケット開発応援プロジェクト”
具体的には、大樹町内に本社を構える民間ロケットベンチャー企業インターステラテクノロジズ株式会社のロケット開発・打ち上げ環境整備の支援を行います。
大樹町はインターステラテクノロジズ株式会社の宇宙開発を支援し、ともに宇宙を目指します。
応援しましょう。ふるさと納税制度については、大阪泉佐野市とは趣が違いますね。
出典:インターステラテクノロジズ株式会社